検疫

検査

品質管理

当院紹介

安全で新鮮な水産物のために水産物品質管理院が共にします。

page Default

遺伝子変形水産物(LMO)とは

  • 現代の生命工学技術を使い新しい遺伝物質(DNAの切れ端)を水産物へ注入し、今までにはない有用な形質(内成長、病気耐性)を持つように作ったものを示す。

    LMO(Living modified organism, 生きているもの), GMO(Genetically modified organism, 一般的に食用を示す)

    • 人為的に遺伝子を組み換えたり遺伝子を構成する核酸を細胞または細胞内小器官に直接注入する技術
    • 分類学による科の範囲を超える細胞融合として自然状態での生理的増殖や組み換えではなく、伝統的な交配や選抜で使われない技術

LMO水産物の現況

  • 国際的な漁業与件の悪化で「捕まえる漁業」はすでに限界に達していて、同じく「育てる漁業」も海洋環境の変化により限界が見えてき、新たな環境と与件で養殖が容易な新しい水産物に対する需要が増加していることの代案としてLMO水産物の開発が行われている真っ最中である。
  • LMO水産物に関する研究は成長促進、疾病耐性などの分野で様々な形で行われており、ニジマス、鮭、ティラピア、蛍光メダカなど世界的に35種が超える魚類を対象に遺伝子組み換えが行われたことがあって、
  • アメリカ・カナダの合併企業であるアクアバウンティー社では、成長が速い大西洋サケを開発し、米FDAへ商品としての承認を要請していて、台湾・アメリカは蛍光色に光る観賞魚を開発して自国及びアジア地域へ市販している。
  • また97年に国内で内成長するドジョウの開発に成功しているが、商業化には至らず。

関連法律

  • 「遺伝子組み換え生物体の国家間移動などに関する法律」

輸入・生産承認手続き

  1. 1

    輸入・生産者

    危害性評価資料

  2. 2

    国立水産科学院

    環境及び人体危害性などを評価し て輸入・生産承認可否を決定

通関手続き

  1. 1

    輸入者

    承認書を添付して輸入申告

  2. 2

    国立水産物品質管理院

    書類検査及び現場検査 (表示及び申告確認)後、証書交付

  3. 3

    税関

    通関

取扱い時の注意点

  • 責任者または担当者を任命して管理台帳を作成及び保管し、
  • 一般水産生物と区別して生産および流通しなければならない。
  • また承認時付け加えられた条件に従わなければならない。

表示

表示
区分 内容
表示対象 承認された LMO 品目
表示義務者 開発・生産・輸入者(同法 第24条)
表示事項 名称・種類·用途及び特性
扱いに関する注意事項
開発者、生産者、輸出者及び輸入者の氏名・住所など
例) 名称 サケ 種類 魚類
用途 移殖用 特性 早い成長
扱い注意事項 多種との隔離養殖
開発者氏名 ○○○
電話番号 ○○-○○○○-○○○○
開発者住所 -
輸入者氏名 ○○○
電話番号 ○○-○○○-○○○○
輸入者住所 -
罰則規定 偽造または未表示:1年以下の懲役または2千万ウォン以下の罰金